進学のための奨学金
進学のための奨学金
サラ金、闇金の借り方マニュアル>
お金を借りる人の例>
理由別の例>進学のための奨学金
奨学金を借りる例は当然世の中に多くあります。しかし、第二種の奨学金に関しては利率が低いながらもただの借金と何も変わりません。さらに近年では奨学金の返済ができずに困っている人なども急増しており、社会問題となっています。
スポンサードリンク
奨学金制度というのは日本学生支援機構が学費の支払いが難しい学生に対して、一時的に貸付を行うものです。種類は2つあり、一種と二種があります。ただし、世帯収入が一定の額を超えている場合は奨学金を受け取る事が出来ません。
・一種
対象:大学や学校側が特に優秀と認めた学生
利息:無し
延滞金:遅延している金額に対して1年間で5%
・二種
対象:一種よりも緩い選考基準を満たした学生
利息:年利3%
延滞金:遅延している金額に対して1年間で5%
例えば、100万円の返済が済んでいない場合、5年延滞した場合は130万、10年では160万を超えます。
奨学金に悪いイメージが無い方が多いと思いますが、平たく言うと借金と何も変わりありません。その事が理解出来ていないせいなのか、就職難や非正規雇用が増えているせいなのか、どちらにしろ、奨学金の返済が出来ないという学生が年々増加し、876億円にも達しています。奨学金制度はあくまで事業ですので、返済金が無いと次の世代への貸付が出来なくなって来ます。つまり、この様な状況が続く場合は奨学金制度そのものが無くなり、経済状況が苦しい家庭に産まれた子供は大学・学校に入学出来なくなります。
このような、最悪の事態を避けるべく、学生支援機構は奨学金の返済が未納の学生に対しては、銀行個人信用情報センターに登録するなどして、対策を取っている。未納の情報が登録されてしまった学生は、社会的な信用が無いと判断され、ローンやクレジットカードの利用が出来なくなってしまいます。この事に対して学生からはデモが起きる程の社会現象となっているようです。「借りたものは返す」という当たり前の事に対して文句を言うのはどうかと思いますが・・・・
学業に専念して、良い企業に就職し、まずは奨学金という借金を返す事を計画しましょう。ちなみに筆者の古くからの友人は4年制の大学を卒業し、奨学金を利用していますが、会社を辞めフリーターとなっています。返すことはもちろん理解していますが、手元にお金が無い事に嘆いていました。
しつこく書きますが、奨学金は借金なのです。返済を先延ばしにするだけ苦労し、信頼を失うのです。
スポンサードリンク
その他のお金を借りる例を見るなら、
「理由別の例」のページに戻ってみて下さい。
サイドバー
スポンサードリンク